気になるものまとめ

私が気になったものをまとめていきます。 気になるものも随時更新していく予定です。よろしくお願いいたします。

youtube 切り抜き 「淀川長治」が「北野映画」を語る

ビートたけしこと北野武の映画にて、淀川長治が解説している動画を集めました。
淀川長治さんの愛してやまない言葉が聞けるのがうれしい。

その男、凶暴につき



小学校で見たとき衝撃的だったけけど、最近改めて見たときさらに衝撃を受ける。
この人の映画の痛みの表現はとても痛い。痛さが伝わる映画である。

命乞いはするけど、人はあっさり死ぬ。死ぬ前は痛みを伝えることはない。
死に対する見せ場を作らないのである。それを観客に丸投げする。








「3-4x10月」




人間の陰険な部分、愚かな部分や無邪気な部分を刹那的に描いています。
人生に対して死ぬことを前提としたことや、それを怖がらないことの強さを表しています。
最近だと色は違うけど「虎狼の血レベル2」の鈴木亮平のように純真に追い求める怖さがあります。







キッズ・リターン



この映画が一番見やすいのと思う。
バイク事故から生還した後の映画になるんだけど、
死に対しての感覚が変わった北野武の映画となります。

二人の若さ故にの悲劇とエネルギーと挫折を描いているんだけど、
ちゃんと見て最後の自転車のシーンを見てほしい。

もう40歳を過ぎて自分には言えない「言葉」が羨ましい。




北野武の映画は省略が多く、説明だらけの映画と比べると優しくないんだけど、
省略の前後を楽しんで見ていただければと思います。